急なトラブルや冠婚葬祭など今すぐお金が必要になった時に、便利なのが即日融資サービスです。
融資サービスの利用経験が無い人だと「どうやって融資を受ける?」「どうしたら審査に通過できる?」と悩む人も多いと思います。
そこでこの記事では、融資を申し込む前に知っておきたい、融資の流れと審査を通過するコツについて詳しく解説します。
即日お金を借りるには大手消費者金融がおすすめ
すぐにお金を借りたい場合は、大手消費者金融がおすすめです。
銀行の融資サービスは金利が安いですが、審査が厳しく最短でも1週間かかってしまいます。
ですが消費者金融は担保・保証人が不要で、ほとんどの審査は機械が行っているため、審査時間が早く即日融資が可能です。
そして大手消費者金融だと審査時間を早くすることに力を入れており、全ての手続きをWEBで完結できるので融資までの時間は最短25分~とかなり早いです。
消費者金融名 | 融資までの時間 |
---|---|
アイフル | 最短25分 |
アコム | 最短30分 |
プロミス | 最短30分 |
レイクALSA | 最短25分 |
SMBCモビット | 最短30分 |
融資の受け取り方法も、振込・全国のコンビニATMなど様々な方法を選べるので、即日で受け取ることが可能です。
審査が甘い・即日融資可能なカードローン
消費者金融のカードローンもしっかり審査されますが、銀行の融資サービスと比べると通りやすいという声が多いです。
大手消費者金融の審査方法は、申し込み時に入力された情報を機械でスコア化し、提出書類・信用情報機関の情報・在籍確認などを人が確認し審査します。
どこも独自の審査基準で判断しているので「A社では落ちたが、B社は通った」と申し込むカードローンによって違います。
大手消費者金融4社の2022年5月~2022年7月の審査通過率と新規申し込み者数がこちら
平均審査率 | 平均申込者数 | |
---|---|---|
アイフル | 30.5% | 71,767人 |
アコム | 38.0% | 56,230人 |
プロミス | 36.0% | 58,470人 |
レイクALSA | 34.9% | 46,200人 |
月によって審査通過率は変化しますが、約30%〜40%の通過率となっています。(※レイクALSAは2022年6月のみ)
また、一番審査率が低いアイフルですが、新規申し込み者数を見ると平均約70,000人と一番多く、その分審査通過率が低下しています。
無審査・審査なしの消費者金融はない
消費者金融がお金を融資する際は、賃金業法によって審査実施を義務付けられています。
貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。
引用:賃金業法「第13条第1項」
質屋やクレジットカードに元々付帯しているキャッシング枠は審査がありませんが、「審査が無い」と宣伝している貸金業者は、闇金業者といって違法な会社です。
高額な金利や不当な請求をされる可能性があるので注意しましょう。
即日融資の流れ
融資を受けるまでの流れはシンプルで簡単です。
即日で融資可能な消費者金融の、具体的な流れとポイントを見てみましょう。
名前や生年月日・住所など必要事項を入力して申し込みます。
即日融資を希望するなら大手消費者金融は、24時間申し込み可能なので、WEB・アプリからの申し込みがおすすめです。
申し込みが完了したら、指定された必要書類を提出します。
基本的には本人確認書類のみですが、希望額や借入状況によって収入証明書が必要になるので、事前に準備しておくとスムーズに審査を受けられます。
大手消費者金融の「アイフル」では、急いでる場合申し込みが完了した後、フリーダイヤルへ連絡すると優先的に審査を開始してもらえます。
審査の際ほとんどの消費者金融が、勤務先に在籍確認を行います。
在籍確認は基本的に個人名で問い合わせが行われるので、バレる心配は少ないですが、営業時間外など確認できなかった場合は遅くなる可能性があります。
また、審査は365日行われていますが、大手消費者金融の「アイフル」「アコム」「プロミス」だと、実施時間は9:00~21:00となり、夜間に申し込むと翌日以降の審査実施となるので、遅くても夕方までに申し込みましょう。
審査完了の連絡がきたら、契約へと進みます。
契約が完了すると融資を受けられます。
- 振込で受け取る
- アプリでコンビニATMから引き出す
上記だとカードを発行されるのを待つより、早く融資を受けられます。
審査に通るために知っておきたいポイント
審査に通るために、事前に知っておきたいポイントは3つあります。
- 嘘の申告はしない
- 希望限度額を高く設定しない
- 短期間に複数の申し込みを行わない
よく間違えやすいポイントで「通るはずの審査が通らなかった」と、ならないように事前に確認しましょう。
嘘の申告はしない
即日融資を希望する多くの人が、すぐにお金が必要で焦って申し込む場合が多く、早くお金を借りたいがために虚偽の申告をしがちです。
「年収を少し高くするぐらいなら…」「勤続年数が短いので少し長めに…」と嘘を入力しても必ずバレて、即審査に落ちてしまいます。
審査の際は、入力情報と提出書類を照らし合わせ、さらに「信用情報機関」に問い合わせて徹底的に調べられます。
- 本人情報…生年月日・住所・勤務先情報・免許証の番号など
- お金に関する内容…クレジットやローンなどの利用額・返金額・延滞情報など
嘘の申告で審査に時間がかかったり、システムに登録され今後二度と審査が受けられない可能性もあるので、必ず申し込みの際は正確な情報を記載しましょう。
希望限度額を高く設定しない
貸金業者の融資可能な額は、総量規制で「年収の3分の1まで」と決められており、可能額を超えて借りることはできません。
総量規制とは、貸金業者から多く借りすぎてしまい返済できない、といった事態を防ぐために設けられたルールです。
「年収の3分の1」は法律の上限なので、実際の融資可能額は貸金業者ごとに範囲内で決定されます。
この総量規制は1社ではなく、クレジットカードのキャッシング枠・消費者金融など全ての借入先の合計額となります。(※住宅ローンや自動車ローンなどは除く)
分かりやすく例えると、年収が300万円の人→年収の3分の1の100万円が最高額。既にA社で70万円借りている場合、残りの30万円しか借入できません。
また、多くの消費者金融では希望額が「50万円以上・他社含め100万円以上」の場合、本人確認書類に追加で収入証明書も必要になります。
希望額を高く入力すると、その分審査も厳重になり遅くなる可能性があるので、希望額は必要な額を記載しましょう。
短期間に複数の申し込みを行わない
消費者金融や銀行・クレジットのキャッシング枠に申し込みをした履歴も、信用情報機関に登録されます。
急いでいると焦って手当たり次第に申し込みがちですが、そうすると審査の際に「短期間に複数社申し込んでいる=必死にお金をかき集めている」と判断され「申し込みブラック」といわれる状態になります。
申し込み情報はすぐ信用情報機関に登録され、6ヶ月間は残るので複数社の審査が落ちてしまうと、6ヶ月間は新たに申し込みをしても通らなくなります。
同時でも2社くらいなら大丈夫という声が多いですが、多くなるごとに審査が通りにくくなるので、申し込みはなるべく間隔を開けて1社ずつ、または2社までにしましょう。